伊豆半島の東岸、相模湾の西側に位置し、南は伊豆七島付近の全国有数の好漁場に近隣して漁獲物も極めて多種多様な魚類にわたっている伊東。
古くから漁業が盛んで、 江戸時代には伊東の漁船は「御用船」としての特権を享受し、伊豆一円に自由出漁することを得ていたそうです。
伊豆一円で漁獲された魚が伊東魚市場に集まり、朝から活気がにぎわっています。
組合員たちは伊東に水揚げされた魚を市内をはじめ全国の食卓へ届けるため日夜努力しています！

【伊東魚類仲買組合】は、伊東魚市場の入札権とセリ権の両方を持っている買受人で組織する組合です。
（組合員相互の）営業上の改良、進歩発展、（組合相互の）親睦を図る目的で昭和42年に設立されました。
伊東魚市場で揚がっている魚は、入札もしくはセリによって買い受けることができます。入札は40キロや35キロを1単位とした大きい単位で大衆魚（イワシ、サバ、アジ、など）や、大型の魚（クジラやマグロなど）などが入札にかけられます。
真ん中にある入札箱の中に自分が買い受けたい魚、値段、個数を書き、高額な値段から落とすことができます。伊東で揚がった魚をたくさんの消費者に届けるため、様々な形で取り組んでおります。